変化変容するということ
これは、過去の研修受講生の、壮絶な「研修での変化変容」の振り返りです。
研修受講当初の彼は、約45名いる受講生の中でも最下位のレベルでした。
研修当時は、秋田の支店の一主任でしたが、研修終了後に本社へ異動を遂げ、現在は海外支店の董事長まで出世をし、間違いなく数年後には本社執行役員にはなるだろう人物まで成長を果たしています。
そんな彼は、「研修の効果や変革変容」についてこう言っていました・・・。
「僕は、リーダー研修を受け、テキストを読んだ次の日に、ドラッカーの本を出来る限り買ってきて、読みまくった。そこからマネジメントとは何か?と必死に考え抜きました。何故、今の若い中間層はそうやって動かないのでしょうか?」と・・・。
研修中や研修後の受講生の心と頭は、概ね以下のように動きます。
生まれて初めて、ここまで言われた。こんなことを言われたことはなかった。
(そんな自分がいるんだ。と大きなショックを受ける)
ふざけるんじゃない、なぜ、ここまで言われるんだ!!
冗談じゃない!!お前は何もわかっていない
何を言っているのだ?自分はきちんとやっている。たかが研修を見ただけで、安易に結論づけるな。今日は、たまたまそういう行動にでたたけだ、話にならない。
とは言え、今までの自分では、優秀なリーダーにはなれない。
やはり変わらないと、今後の人生はハッピーではない。何かを変えないといけない。
もう一度、個人コメントを読み直す、同時に奥さんなど家族にも読んでもらう。
奥さんも、「この個人コメントは自分がいつも、あなたに言っていることだ。 別に驚くこ
とじゃない」と言われ、職場の上司からも「研修を見ていないが、そっくり職場でもやっている」と言われる。 よって受容するしかない。
ここまでは、ほとんどの受講生が歩む道です。
問題はここからです。
先の受講生は本屋に走り、ありったけの本を購入し、読み漁った。
そこからマネージャーとして大きく変わって行った。
要は、「受容→行動→習慣化」
このプロセスを歩まないと、変革・変容は起きないということです。
そして、実はこの行動→習慣化こそが、人生において一番難しいといえます。
是非、皆さんの日々の習慣の中に「大事なこと」を実際に起こしてみてください。
変革しなければ、将来は間違いなく明るいものがやってきません。
そして、新しい行動をそこで終わらせずに、習慣化していくことです。
自分の人生を自ら明るくし、運命を自らが切り開いていく。とは、 そういうことだと思います。
是非、自分の糧となることを得ると共に落とし込み、掴んでください。